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令和 3年10月15日エリアデザイン調査特別委員会-10月15日-01号
令和 3年10月15日災害・オウム対策調査特別委員会 -10月15日-01号

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  1. 足立区議会 2021-10-15
    令和 3年10月15日災害・オウム対策調査特別委員会 -10月15日-01号


    取得元: 足立区議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-16
    令和 3年10月15日災害・オウム対策調査特別委員会 -10月15日-01号令和 3年10月15日災害・オウム対策調査特別委員会       午前9時57分開会 ○伊藤のぶゆき 委員長  定刻前でございますが、全員おそろいでございますので、ただいまより災害・オウム対策調査特別委員会を開会いたします。 ○伊藤のぶゆき 委員長  記録署名員の指名を行います。  杉本委員吉田委員。 ○伊藤のぶゆき 委員長  次に、陳情の審査を議題といたします。  (1)元受理番号24 医療的ケア児重症心身障害児災害対策に関する陳情を単独議題といたします。前回は継続審査であります。  執行機関は、何か変化はありますか。 ◎障がい福祉課長 医療的ケア児実態調査、こちらを本年5月から7月にかけて行い、その数字がまとまりましたので報告させていただきます。  今回把握できた医療的ケア児は117名、調査方法は、医療的ケア児が関わっている、例えば保育園、児童発達支援事業所訪問看護ステーション等々に医療的ケア児がいらっしゃるかどうかといった形で調査をさせていただきました。  なお、前回の調査は平成31年3月、こちら82名でございましたので、35名増えてございます。  前回との経過というか差の話なんですけれども、前回から今回にかけて継続して把握できている方は51名、今回新たに発見できた、把握できた医療的ケア児は66名、逆に31名の方は今回の調査で前回から漏れている、こういった形になってございます。 ○伊藤のぶゆき 委員長  それでは、何か質疑はありますか。
    横田ゆう 委員  そうすると、今、報告がありました35名のこれまで漏れていた方については、これから、調査、避難計画を立てていくということになるんでしょうか。 ◎障がい福祉課長 これから立てていくのは、今回、新たに把握できた66名を対象にさせていただきます。こちらについては、住居の浸水深等を確認させていただく、それから自力で避難が可能かどうかの方は直接聞き取りをさせていただいた上で、個別避難計画策定の必要性があるかどうかを確認し、必要であれば今年度中につくってまいりたいと考えてございます。 ◆横田ゆう 委員  よろしくお願いいたします。  それで、前回、委員会で要望しました災害時サポートブックをお持ちいただきましてありがとうございます。       [資料を提示]  こういうかわいい、とても見やすくて持って歩けるようなもので、災害時になりますと、やはり慌ててしまっていろいろな情報を自分でも言えなくなったりとか、家族も言えなくなったりしますので、これに必要な情報がしっかりと書き込まれていて、誰にでも分かるという重要なものであると思いまして、大変いいものだと思いました。  あと、前回の委員会のときに、避難所に移動するときの車の移送についての不安の声があったというふうに聞きましたが、説明をすると、安心してくださる感じなのでしょうか。 ◎障がい福祉課長 移送の方法については、医療的ケア児の御家庭にまだ具体的にはお話はできてございません。ただ、移送手段となる民間救急との契約の方は最近締結できましたので、そちらで、要は移送の仕方が確定しましたので、御案内の方は丁寧にしてまいりたいと考えてございます。 ◆横田ゆう 委員  是非、安心して災害時にも備えられるように、丁寧に説明していただけたらいいかと思います。  それから、もう一つは、情報の発信についてはどのような手順になっているんでしょうか。 ◎障がい福祉課長 情報の発信というのは個別避難計画ないし災害時のお話でよろしいでしょうか、それとも、医療的ケア児のサービスといったところでしょうか。どちらでしょうか。 ◆横田ゆう 委員  例えば避難指示が出ますよね。そうしたときに、誰がその家庭に電話をかけて、これからお迎えに行きますとか、責任を持ってやる部署ですよね。それで、その手順という、そういうものはどうなっているのかということです。 ◎障がい福祉課長 医療的ケア児につきましては、私ども障がい福祉課の職員の方から直接にお電話を差し上げることで考えてございます。 ◆横田ゆう 委員  そうすると、必要なときに、障がい福祉課の職員が電話をして、これから送迎に行きますとか、いろいろな情報伝達をしてくださるということなんですね。 ◎障がい福祉課長 横田委員のおっしゃるとおりでございます。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますでしょうか。 ◆小泉ひろし 委員  平成31年3月に82名で、51名が継続、そして31名が新たに発見というか、漏れていたというか、その当時の調査と今回の調査、発見できたというか新たにというか、調査の違いというか、その辺についてどういう努力というか。 ◎障がい福祉課長 前回と今回の調査の違いでございますが、前回は庁内で名寄せをさせていただきました。  今回につきましては、外部、いわゆる例えば児童発達支援事業所であるとか放課後等デイサービス訪問介護ステーション等と、外部を入れたというところで今回数字の方が35名増えたというところで認識してございます。 ◆小泉ひろし 委員  そういうことによって把握できたと思うんですが、今後、さらにそれを広げるとか、そういうことはあり得るのか、やるだけやって今回調査したのか。 ◎障がい福祉課長 今回の調査で足りなかったのは、区外の医療機関のみに関わっているお子様かなと思います。要は、NICU等で生まれた直後は、福祉であるとか障がいの事業所に通っていらっしゃらないことがございますので、ちょっとそちらの把握についてはどういうことができるかはちょっと今後検討してまいりたいと考えてございます。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますでしょうか。 ◆おぐら修平 委員  先ほどの質疑と関連するんですけれども、この平成31年から今回で35名増えたということで、この間に新たに他区から転入されたりだとか、逆に転出されたりとか、そういう引っ越し、移転の関係での変化というのもあるんじゃないかと思うんですけれども、そこについてはどういうふうに調査把握されているのでしょうか。 ◎障がい福祉課長 そちらについても把握はしてまいります。特に31名、前回は把握できていたけれども、今回把握できなくなってしまった31名、こちらについて私どももどうなっているのかの確認は必要だと思ってございます。  その一部については転居されたとかお亡くなりになったとか、そういった確認はできてございますけれども、まだ全数ではないので、そちらの方については調査、継続してまいりたいと考えてございます。 ◆長谷川たかこ 委員  この間の前回の代表質問でもお話させていただいたんですけれども、災害時における医療的ケア児避難先として行かれる福祉避難所、そちらの、ちょっと具体名を挙げてしまいますと、うめだ・あけぼの学園から御要望がありまして、備蓄としての発電装置を是非とも備え付けていただきたいという御要望が強く出ているんですが、この間の回答で、ちょっとあまり前向きではないような回答いただいているんですが、こちら早急に用意していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎災害対策課長 福祉避難所発電機等々の備蓄は重要だと思っておりますが、本会議答弁でも御答弁させていただきましたとおり、やはり医療的ケア児の方々が使っている機器に対応するような発電機というのが非常に専門性が高いですとかいう事情、金額面で非常に高価だという事情もございます。  あと、お伺いした中で、協議の中で、そういったものは避難のときにお持ちいただけるというようなところも聞いてございますので、どんなものが必要かも含めて、研究させていただきたいと存じます。 ◆長谷川たかこ 委員  お持ちいただけるというお話があったならば、福祉避難所避難先理事長なんかも必要ないねという話にはなると思うんですが、実際に是非とも必要なんですというようなお話いただいておりますので、関係する福祉避難所の施設の方々ともう一度しっかり話合いをしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎災害対策課長 有事の際に避難していただく施設等々の方々とは、手順書を含めて、水害時の手順書もそうですけれども、定期的にお話を伺っていきたいということで考えております。 ◆長谷川たかこ 委員  直近で言いますと、次回お集まりになるのはいつ頃になるんでしょうか。 ◎災害対策課長 協議会、昨年度は行いましたが、新型コロナウイルス等の影響ございまして、特にはまだ次回、いつというところは決まってございませんが、調整はしていきたいというところで考えております。 ◆長谷川たかこ 委員  コロナの方も感染者数も減ってきましたので、会議体とかも開けると思いますので、早急にそういう福祉避難所の施設を運営されている方々をちょっと会議体でお呼びいただいて、どういうところでお困りな点があるのかというところをしっかりとヒアリングしていただき、必要なところに支援の輪を広げていただきたいと思いますので、お願いいたします。 ◎災害対策課長 協議会自体は、医療的ケア児等の方々が集まっている団体との協議を行わせていただきました。  福祉避難所との協議につきましては、全体がいいのか個別がいいのかというところもございますので、現在、個別に行っているところもありますから、長谷川委員おっしゃっていただいたうめだ・あけぼの学園の方々ともお話はしていきたいというところで考えております。 ◆長谷川たかこ 委員  是非これを機に、うめだ・あけぼの学園ほか、そういう福祉避難所の施設を持っているところにちょっと御連絡をしていただいて、個別にお話を聞いていただきたいと思いますので、お願いいたします。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますでしょうか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○伊藤のぶゆき 委員長  質疑なしと認めます。  次に、各会派から意見を求めます。 ◆渡辺ひであき 委員  新たな調査を行って、ニーズがまた新たに確認できたのはとてもよかったなと思っております。  ただ、そうなると、これから今後さらに個別計画をつくっていかなければならないでしょうし、漏れがないようにということで、さらなる調査を継続するというふうに今伺いましたので、継続とさせていただきたいと思います。 ◆大竹さよこ 委員  陳情の要旨にもございますが、訓練、やはり計画をつくっても、実際にそれが実行されなければ何も意味がないと。こういった今後の訓練もしっかりとやっていただきたい。そして、訓練をしたことによって見えてくる課題もあるかと思います。  ただ、今残念ながらこういったコロナの状況で訓練ができないところがありますので、今、現段階でできるところ、先ほどおっしゃっていただいたような調査をして、漏れていた方をしっかりと把握する、そういったことに力を注いでいただきたいと思います。  推移を見ていきたいと思いますので、継続でお願いいたします。 ◆横田ゆう 委員  やはり医療的ケア児は、ますます今後増えていくということもあって、状況もどんどん変わっていくということも、今日も報告ありましたが、この陳情の趣旨は、特別に配慮が求められる医療的ケア児医療的対策を、災害対策を求めるものですので非常に切実な願いが込められていると思いますので、採択を求めます。 ◆おぐら修平 委員  継続でお願いします。 ◆長谷川たかこ 委員  できるところから着実に実行に移していただきたいと思いますので、採択でお願いします。 ○伊藤のぶゆき 委員長  これより採決をいたします。  本件は、継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手] ○伊藤のぶゆき 委員長  挙手多数であります。よって、継続審査と決定いたしました。  次に、(2)元受理番号25 原子力発電所の被災、事故に対応する「地域防災計画」の早急な具体化を求める陳情を単独議題といたします。前回は継続審査であります。  また、報告事項②足立地域防災計画(令和3年度修正版)の策定についてが本陳情と関連しておりますので、併せて執行機関より説明を求めます。  それでは、総合防災対策室長から報告をお願いいたします。 ◎総合防災対策室長 危機管理部報告資料7ページを御覧ください。  足立区地域防災計画(令和3年度修正版)の策定についてでございます。  所管部課については記載のとおりでございます。  今年度、足立区防災会議を9月9日に開催の予定でしたが、コロナ禍ということもありまして、書面開催として防災会議を委員に審議をいただきました。  日程は、9月6日から9月24日までそれを見ていただいて御意見をいただいたところ、特にはなかったということでございます。  概要版については、8ページから19ページに載っております。本委員会終了後には、これをホームページに公表の予定でございます。 ○伊藤のぶゆき 委員長  それでは、何か質疑ありますか。 ◆西の原えみ子 委員  私から、報告内容も含めて、何点か質問させていただきます。  この陳情の中で、各担当部署があらかじめ定められた担当する内容、項目事項等を直ちに組織的に実行する必要があるということで、今回も震度5強ということで、職員の方も参集されてということで対応されたと思っておるんですが、例えば原発の方で事故が起きるだとか、そういうふうになった場合に、そういうような内容、例えばそちらの方から逃げてくるなり避難してくるというようなこともあり得るとは思うんですけれども、そのような対応については、どのような形で対応するというようなことは書かれているのでしょうか。 ◎調整担当課長 今回、地域防災計画の中で関係部署ということになっておりまして、具体的にちょっといろいろと、放射線量の大小というのもあるかと思いますが、その中で内部、庁内の中で、関係部署でやっていきたいと、検討して対応してまいりたいと思っています。 ◎危機管理部長 万が一、原発で事故があって、今、西の原委員が御発言の近くの住民の方が逃げてくるような事態が起きるほどの事故であれば、危機管理部は職員が即座に集まることになっております。集まって情報収集をした上で、必要があればその都度判断をして、区の職員を順次集めて、その対応を図っていくと。  その中で、3.11のときのように、どこか福島県の方が避難してくる場所が必要だということであれば、当然関係する東京都ですとか、いろいろなところと相談をしながら対応していくというような感じになっております。 ◆西の原えみ子 委員  そうですね、きっと何とか早く逃げてきたいとかという思いで、頼ってきたりとかあるのかなという気もしまして、その場合、この地域防災計画の中にはそういう形で対応できるということで理解していいということなんですね。  例えば、そうやってほかの地域の住民が避難してきた場合、受け入れるようなこと、それを、いろいろと相談しながらやっていくと思うんですけれども、今回、その避難所なりなんなりが、やはり、1人当たりの面積も新しく2×2ということで、今までとは違う、1人当たりが大きくなって、今まで収容されていた人数というのもすごく変わってくるとは思うんですね。  その辺の内容というのは、要するに新しく改定されてきた、こういう形で、それも対応するという、そういう理解でよろしいですか。 ◎災害対策課長 西の原委員おっしゃるように、感染症対策ということで、避難所の1人当たりの面積は大きく確保しましょうということも、地域防災計画書かせていただいております。  震災と水害でちょっと違うんですけれども、震災のときには収容人数を一定程度確保しながら、ほかの避難所、空いているところがあれば、そちらに移動していただくということも可能かというところで考えております。 ◆西の原えみ子 委員  分かりました。  次に、修正案概要版、18ページの風水害編修正概要ポイント①なんですが、分散避難の推進というのがあります。この避難所への避難が遅れた方と言ったらおかしいんですけれども、そういう人たちに、一時的な場所といいますか、そういうときに垂直避難ということで、クイック避難ということで、建物を契約しながらやっていくということがあると思うんです。  今、マンションがいろいろなところに建っているということで、私が住んでいる千住大橋地域には、E街区42階建てのマンションが建設されます。ここの垂直避難の協定というのはどうなっているか御存じでしょうか。 ◎災害対策課長 区の建築の条例の中で、4階以上の高層マンションを建てるときには、水害時の避難場所としての協議を置くとすることという規定がございます。  西の原委員御質問のE街区のマンションにつきましても、協議は行いましたが、セキュリティの関係ですとか、要するに入ってくるときに鍵をかける、自動ドアの鍵の関係ですとか、正直なところを申しますと、どなたが入ってくるか分からないというような不安の面もお住まいの方もあるということでございましたので、垂直避難場所としての協議までは協議の中で折り合いはつかなかったということでございます。 ◆西の原えみ子 委員  もう一方、綾瀬の方にも今度また30階以上のマンション建ちますよね。あそこは協定とか結べたんでしょうか。 ◎災害対策課長 あそこについては、建築計画等々今、起こしている中で、私直接は把握してございません。また、協定までは行ってございませんが、そういった集会所を水害時の避難場所として使いますよということを事業者の中で言っていただいていると。まだ協定はこれから協議をこの後進めますけれども、そういう意向があるということは伺っております。 ◆西の原えみ子 委員  また、というか、綾瀬地域の方はそういう形で協定が進むと。しかし、千住地域は相変わらずその協定が進んでいないんですね。  私も、何で違うのかなとか、警察の方が入ってくれたりとか、いろいろやってはいるということですけれども、やはり千住の方でも、すごい水が出たときに、こういう形のクイック避難というか、そういうところがあるということを、やっぱり区としても、これからまたたくさんマンション建ちますので、千住大橋も今度E街区だけではなくて、また建っていきますので、こういうときには、是非、本当に区がそういう協定を結ぶということを力入れていただきたいと思うんですけれども、いかがですか。 ◎総合防災対策室長 西の原委員おっしゃるとおり、緊急避難建物、これは数があればあっただけいいというふうに考えております。区も努力をして協定を結びたいということでやっておりますが、何せ個人の財産の中に入っていきますので、そのお持ちの方々が、これは無理だと言われると、もうそれ以上は進めないということでございます。  また、さらに新しいものができれば、そこに対しては協定を結ぶよう努力をしてまいります。  完全にできるかというと、相手の意思次第だというところもございますので、努力は惜しまず進めてまいりたいというふうに考えております。 ◆西の原えみ子 委員  是非その辺の努力は欠かさずに、特に新しくできるマンションに関しては、本当に区が強く、やはりこういう危険な水害に対しては大変な地域だということもよく言っていただいて、進めてほしいと思います。  もう一つ、最後に、ここでお聞きしたかったんですが、段ボールベッドのことです。  一昨年の代表質問で、段ボールベッドの備蓄を福祉避難所、第一次避難所に求めたんですね。というのは、私たち二次避難所福祉避難所に見学に行ってきたんです。そして、段ボールベッドを見ました。しかしすごい重かった。その段ボールベッドをそこに備蓄していないから、備蓄倉庫からわざわざ区の職員の人が一生懸命持ってきて、それで組み立てるというようなところに遭遇して、一緒に見ていたとか、やったんですね。  なので、やっぱりその防災倉庫から持ってくるのではなくて、しっかり備蓄されていれば、そこですぐ作ることができるんだと、そういうことで質問したことに関して、やっぱり1つ当たりの大きさが、幅110cm、奥行き33cm、高さ60cmだと、重さが22kgもあって、とても空きスペースがないから備蓄は困難だとおっしゃったんです。  だから、私たちはいろいろ調査もし、いろいろ調べて、エアベッドですか、エアマットだとか、本当に簡易で備蓄もできて、すぐできて、値段も安くてというのを探してきたんです、いろいろ。そのことを予算特別委員会で質疑をしまして、お願いをしたら、検討してくれるということだったので、調査研究もして検討するということだったので、よし、今度は少しは進んだかなと思って、決算特別委員会で聞かせていただいたんですが、今度その決算特別委員会で質疑をしたら、やっぱり今度段ボールベッドの高さが必要だと。エアマットだと高さがないからやっぱり駄目で、研究しないと駄目だということで、そういうお答えをされたんですね。  ちなみに、第二次避難所、第一次避難所には、この段ボールベッドは備蓄されているんですか、いないんですか。 ◎災害対策課長 申し訳ございません。今回の御質問は二次避難所福祉避難所に対しての段ボールベッドの備蓄ということでよろしいですか。 ◆西の原えみ子 委員  両方に。 ◎災害対策課長 段ボールベッド福祉避難所に避難される方はやはり配慮が必要な方でございますし、重さですとかスペースの関係ございますが、区の施設であるスポーツセンターですとか、そういった二次避難所については、昨年、拠点倉庫福祉避難所用として段ボールベッド500個配備をさせていただいたのを、順次、福祉避難所にも段ボールベッドについては備蓄として入る分だけ、順次、移設というか、移管はさせていただいているのが現状でございます。  一次避難所につきましては、やはり、たくさんの方が避難されるということと、共同生活をしなければいけないという部分ございまして、なかなか大きな備蓄のスペースの中で段ボールベッドを配備するのは調査中ですけれども、新しいものがいろいろ今出てございますので、西の原委員からの御紹介もありましたエアマットも含めて、何が適切かというところは、随時検討させていただいている状況でございます。 ◎総合防災対策室長 決算特別委員会で私が発言したことで、今、御質問いただきました。  もともと段ボールベッドが効果が高いというのは、あの高さが必要であるというところで、下に舞い降りた菌とかが、皆さんが歩くときに舞い上がっても、段ボールベッドの高さがあればその上まで上がらないというのが、コマーシャル等段ボールベッドのよさというところで流れております。  そこへエアマットを代わりにするとなると、高さが足りないというところで、さらに新しい品物が出ていますし、発泡スチロールの軽いやつとか、そういうのも含め、検討させていただきたいという答弁をさせていただきました。 ◆西の原えみ子 委員  今、お答えの中でも、二次避難所の方には順次できるものは段ボールベッドを備蓄しているということも確認できましたので、その辺は、どんどん使いやすくするようにとは思っておりますが、一次避難所のところにも、確かに菌がとかいろいろありますけれども、きっと台風19号のとき、皆さんも避難所行かれたと思うんですが、やっぱり体育館だとか、その床が本当に固くて、私たちお水とか配ったその段ボールを下さいと言って、下に敷いたりとかということをみんなしていたんですよね。いろいろ食べ物の段ボールだ何だというのもちゃんとためておいたら、それが必要、欲しいということがあったんです。  なので、エアマットの方は、是非、本当にかさばらないものですし、調査研究もしていただけるということでしたので、一次避難所にも、本当にそんなかさばらないなと思いますので、是非備蓄もしていただきたいと思います。  きっとコロナ禍明けて、これから避難訓練だ何だということも出てくると思いますので、私たちもそれもしっかり見ながら、やはりこの段ボールベッドの優位性だとか、備蓄をするにはどうすれば一番いいかだとか、本当に一緒になって、研究も、こちらの提案をしていきたいと思いますので、それは是非よろしくお願いしたいと思うんです。
     私たちずっとそういうことで、2年間というか、このことを求め続けてきたんですけれども、結局、確かに研究いろいろ進んでやっている、こういう答弁は受けています。しかし、なかなかやっていこうというところが見られないというか、進んでこないというのが、やっぱりそれも災害に対しての区の姿勢の現われの一つだと思うので、是非、今こういうお答えをいただいた中では、しっかりやっていただきたいと、そのことは御要望したいんですが。 ◎災害対策課長 西の原委員おっしゃること、非常に重要だと思っておりますし、台風19号のときの避難所の生活でいろいろ課題が出たことも承知してございます。  備蓄、スペースの話に戻ってしまい恐縮ですけれども、やはりそこは限られている中で、何を優先的に入れていくかというところは非常に重要かなと考えておりまして、特に、そういったエアマット段ボールベッドも検討してございますし、昨年度来については、やはり感染症対策として個別のテントの増配備ですとか、そういった消毒液、マスク、間仕切りというようなところを、まず感染症対策を優先的に配備をさせていただいたという状況もございますので、今後も推移を見ながら、いろいろな製品出ておりますし、優先順位を付けて、やはりどういったものが適しているかということは、エアマット段ボールベット、そういったもの、いろいろなものを研究していきたいと考えております。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますでしょうか。 ◆横田ゆう 委員  この震災対策のところでちょっとお聞きしたいと思います。  7日の10時41分に震度5の地震がありまして、日暮里・舎人ライナーで脱線事故がありました。まだ震度5強ということで収まっておりましたけれども、今後、大災害、大震災があるという可能性もあるので、十分これ今回の教訓生かしていきたいと思っていますけれども。  我が党は、斉藤都議と、翌日、8日の早朝に舎人公園に実態調査に行ってきました。日暮里・舎人ライナーが止まったことで通勤の皆さんが待っている、入谷のバス停などは50名ほどの長い行列をつくっていました。  当日の委員会では、我が党の委員が、この問題、臨時にバスを運行してくださいということで求めましたけれども、8日の日にペーパーで議会報告がありましたけれども、その後の区の動きはどのようになっていたか教えていただきたいと思います。 ◎危機管理部長 日暮里・舎人ライナーに関することだけお答えすると、8日からバスの運行が始まって、故障していた車両の除却作業とかというあたりについては、区の方でも現場に行って状況を見て、第11号線がどれくらい渋滞しているのか、バスがどれくらいスムーズに動いているのか、そういったところについては、月曜日に復旧するまでの間は関係部署で確認をしております。 ◆横田ゆう 委員  そうすると、バスの運行とか、いろいろな面で東京都と連携を取りながら動いたということでしょうか。 ◎危機管理部長 直接私の方で動いていたわけではないですが、バス会社との意見調整ですとか東京都への働きかけは担当部署から行っております。 ◆横田ゆう 委員  本当に続々とバスが到着しまして、次々に乗っていかれたんですが、やっぱり渋滞があって2時間近くかかったということも聞かれています。  やはり、通常ですと、里48系統というのは、8時台は1時間に2本ですけれども、ほかの時間帯というのは1本しかないんですね。本当に、今となっては日暮里・舎人ライナーができたことで当てにされないバスになってきちゃっているということで、当日また前後ですが、せめて20分ぐらい置きに走ってほしいなというような意見も出ておりますが、こういった意見は聞いていますでしょうか。 ◎危機管理部長 私、実は日暮里・舎人ライナー開業の直前の4年間担当係長をしておりまして、随分当時も頑張らせていただいたんですが、日暮里・舎人ライナー開業前は1時間19本朝は走っていました。そういったことも我々分かっていますので、先ほど言いましたように、担当部署の方から東京都に一生懸命働きかけをさせていただいていたということと、場所によっては待っていたお客様がいらっしゃるということも確認はさせていただいております。 ○伊藤のぶゆき 委員長  横田委員、陳情の願意から外れている質問はお控えいただきたいんですけれども。 ◆横田ゆう 委員  分かりました。すみません、ちょっと外れてしまったかもしれません。ちょっと住民の声がありましたので、そこもちょっと、実際に計画……。 ○伊藤のぶゆき 委員長  横田委員、その他でやっていただいて。 ◆横田ゆう 委員  その他でやりますか。分かりました。  それから、もう一つあるんですね。それは、全く違う話なんですけれども、これもその他でやった方がいいかな、旧千寿第五小学校のことなんですが、その他で。 ○伊藤のぶゆき 委員長  そうですね、その他でお願いします。 ◆横田ゆう 委員  分かりました。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますでしょうか。 ◆吉田こうじ 委員  今のでブレーキかかっちゃったんですけれども、1点だけ、今回の、今御報告いただいた中で、震災編の修正内容の中に、概要版で見ていただくと、15ページに多様性社会の実現に向けた対策の推進というのが載っているんですが、これ震災のときの避難所に関しては、御承知のとおり、地域の方が中心で開いていく避難所なんですけれども、この辺は、例えば避難所の開設運営のマニュアルの方に、具体的な、こういうところ、こういうところということは提示していただいているのかどうかちょっとお聞きしたいんですけれども。 ◎災害対策課長 震災編の手順書は、申し訳ございません、現在作成中ですので、今後盛り込みたいと思ってございますけれども、先にできている水害編の方につきましては、こういった多様性ですとか、配慮を要する方々については、この一次避難所においても専用居室をつくるですとか、そういった記載は盛り込ませていただいております。 ◆吉田こうじ 委員  なかなか理解していただいたりとか、配慮するということが難しいというか、ふだんからそういう意識でいらっしゃる方ばかりではないと思うので、御理解いただくのはなかなか難しい部分もあるかと思いますけれども、その辺は丁寧に具体的に分かりやすく、皆さんに周知をしていただければと思いますが、いかがでしょう。 ◎災害対策課長 吉田委員おっしゃること、ごもっともで、やはり皆さんの意識を統一していただくことは非常に重要だと思っております。  水害時の手順書なんかにつきましても、やはり小・中学校で言うと、使える教室が変わってきますので、毎年の見直しをかけているところでございますから、その見直しのところで避難所運営会議の皆様ともお話をしながら、意識の統一ということは図っていきたいと思っております。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますでしょうか。 ◆大竹さよこ 委員  今回のこの原子力発電所の被災、事故に対応する「地域防災計画」の早急な具体化を求める陳情ということで、内容及び経過を見させていただきまして、陳情者のおっしゃっている内容の事故に対応した、事故が万が一起きた場合に、地域防災計画、早急な具体化を進めてくださいということでございました。  今回の報告にございますが、その点、盛り込みましたよと、14ページにもポイント③ということで、放射性物質対策ということで載ってございます。  当然これだけではないということも想像されますが、これ一旦計画に載せます、当然そういった事故が起きたときには計画に基づいて動かれると思うんですが、例えばそのときに、想定外のことが起きてしまった場合、または計画には載っていないけれども早急に対応しなければならないとなった場合の、この判断、また判断から実行に移すプロセスというのは、このあたりの議論というのは進んでいるのか、お聞かせいただきたいと思います。 ◎危機管理部長 今、大竹委員御発言の想定外の出来事というのは、最近は言っちゃいけないみたいな風潮ありますが、当然想定外の出来事は起こると思っております。  この規模の災害が起きるとすれば、当然に災害対策本部立ち上がっているはずですので、その中で常に情報共有をして、対応が必要であれば、先ほども申し上げました東京都等と連携を取りながら適切な対応を取っていくということで考えております。 ◆大竹さよこ 委員  それならば、当然ですが緊張感を持って当たっていただくということで、よろしくお願いいたします。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますでしょうか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○伊藤のぶゆき 委員長  質疑なしと認めます。  次に、各会派から意見を求めます。 ◆渡辺ひであき 委員  継続でお願いします。 ◆大竹さよこ 委員  継続でお願いします。 ◆西の原えみ子 委員  やはり緊急時に対してどう対応するかということの具体的な対応というのが本当に求められていると思います。  この陳情者の方も、そういう具体的なことがきちんと話されている中では、話されていればやっぱり安心もできるということで、もう出されているということですので、是非とも採択をして、さらに前へ進めていってほしいと思っております。採択でお願いします。 ◆おぐら修平 委員  継続でお願いします。 ◆長谷川たかこ 委員  継続でお願いします。 ○伊藤のぶゆき 委員長  これより採決をいたします。  本件は、継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手] ○伊藤のぶゆき 委員長  挙手多数であります。よって、継続審査と決定いたしました。  次に、(3)受理番号14 放射能汚染から子どもの健康を守るための陳情を単独議題といたします。前回は継続審査であります。  最初に、追加署名の提出がありましたので、区議会事務局次長から報告いたします。 ◎区議会事務局次長 本陳情につきましては、8月23日付で4名の追加署名の提出があり、合計で301名になりましたので、御報告いたします。 ○伊藤のぶゆき 委員長  執行機関は、何か変化はありますか。 ◎危機管理部長 特に変化はございません。 ○伊藤のぶゆき 委員長  それでは、何か質疑ありますでしょうか。 ◆横田ゆう 委員  前回の委員会で、区内の測定で分かったということは、区内においても放射線濃度が高いところが点在しているということが分かったと思います。  保木間第五アパートの12号棟が0.42μSv、大谷田公園のドングリの木の下が0.723μSvなどということで、現在の足立区の定地の観測地点で放射能濃度の高いところは、やはり東部保健センターがほかの地域と比べて高いのでしょうか。 ◎危機管理部長 最近のといいますか、前回7月7日にお示ししています陳情説明資料の8ページに記載をさせていただいておりますけれども、ここ数年来、ここの側の中央本町の中央公園ですとか、今御発言の東部保健センター、それから足立清掃事務所等々見ましても、ほぼ同等の数字、0.06μSvですとか0.07μSvといったあたりで、ほぼ同様の数字となってございます。 ◆横田ゆう 委員  やはりこういった定点では同じような数字しか出ないということですね。  あだち広報では、毎回放射線濃度が記載されておりますけれども、これは中央本町の公園のところしか、区役所の横の公園のところしか出ておりませんけれども、これはどういった意味なのでしょうか、4か所を載せるべきだと思いますけれども。 ◎生活環境保全課長 現在、広報紙で継続的な数値をお知らせするという意味で中央公園を抜粋して掲載させていただいておりますが、その他の3か所につきましても、測定値を日々、毎日ホームページを更新し、お知らせをしているところでございます。 ◆横田ゆう 委員  やはり、見ると東部地域が0.01μSvぐらい高いかなというところもあったりしますけれども、やはり中川ですとか花畑地域、それから大谷田公園など、高いということで心配されている声が上がっているんですね。そういうところに測定器を置くべきだと思いますけれども、どうでしょうか。 ◎危機管理部長 以前も御答弁申し上げておりますが、区の方で測定している各地点において、3.11の前とほぼ同等の数字ですので、今のところ新しい測定地点を設けるつもりはございません。 ◆横田ゆう 委員  何回も同じこと言って申し訳ありませんが、高いところがあるということを言っているんですね。定地定点では把握できていないところがあるということを、前回からも何回も言っておりますけれども、そういった改善というのはしないんでしょうか。  議員がいろいろと言う、やらなくていいと言うならまだしも、執行機関の方から、頭からやらないとかできないとかというのはいかがなものかと思いますけれども、やっぱり区民の立場に立って、高いところがあるんだという実態に応じたその高いところで測るという、そういったことを検討していただきたいんですが、いかがでしょうか。 ◎危機管理部長 大変申し訳ありません。以前も御答弁申し上げておりますが、数年前に走行サーベイ、車を使って足立区内を測ってもらったりですとか、定点的に測定をしていて、その中でも数値の高い、基準値よりも高いところは確認されておりませんので、新しい測定の地点を設けるつもりは、考えはございませんというところでございます。 ◆横田ゆう 委員  前回の委員会でもお話しましたように、常に放射線というのは滞留して巡回しているということなんですね。だからこそ、例えばドングリの木の下とか雨どいの下に落ちてくるわけです。要するに空中を漂っているということがあるわけですね。ですから、そういうところを測定していただきたいということ。  それから、子どもが遊ぶところ、公園とかですね。特に砂場など直接手で触れるところは、やはり5cmで測っていただきたいというふうに思いますが、どうでしょうか。 ◎危機管理部長 大変恐縮でございますが、繰り返しの答弁で申し訳ありません。今のところそのような考えはございません。 ◆横田ゆう 委員  是非、区民の要望を少しでも聞き入れていただきたい、そういう姿勢に立っていただきたいというふうに思います。  それから、区内で放射線濃度が高いために、天地返しした場所というのは何か所ぐらいあるのかと、それから、その後、追跡調査なんかはやっているんでしょうか。 ◎危機管理部長 申し訳ありません、天地返しした場所についてはすぐ数字が出てこないところですが、以前、たしかこの委員会じゃなかったかもしれませんが、何か所か天地返ししたところで、あと土地を引き渡した法人の方といろいろございましたので、所管部署でどこの場所か、どこにあるのかというところについては把握してございます。 ◆横田ゆう 委員  たしか保育園か何かで、クレアナーサリー保育園か何かで天地返しをした、その後の情報がきちんと把握されていなくて、いろいろとトラブルがあったということをお聞きしていますけれども、やはり天地返しした後の管理も必要なんだと思うんですね。幾ら天地返ししてもまた状況が変わる場合もありますので、そういう追跡調査はまだ一度もやっていないということなんでしょうか。 ◎危機管理部長 横田委員御発言のとおり、天地返しした施設の中の場所についてはきちんと把握しておくことが重要だと思っております。  すみません、今日所管部署来ておりませんが、きちんと確認をして把握するということでやってございます。 ◆横田ゆう 委員  そうすると、所管部署は、例えば保育園なら保育園、学校なら学校というふうに変わってしまうわけですね。 ◎危機管理部長 資産管理部門で所管しております。 ◆横田ゆう 委員  是非、重要なことでありますので、危機管理の方でも把握して、どうなっていくのか経過も含めて管理していくことが重要と思いますので、担当者が変わったから分からなくなっちゃったとか、そういうことは絶対しないようにしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎危機管理部長 横田委員御発言のとおり、担当者が変わってしまったから分からないということでは困ると私も思っておりますので、所管部署の方にしかるべく、きちんと引継ぎをしていくような体制を整えることについては申し伝えたいと思います。  また、うちの危機管理の方でも、情報は適宜確認していきたいと思ってございます。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますでしょうか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○伊藤のぶゆき 委員長  質疑なしと認めます。  次に、各会派から意見を求めます。 ◆渡辺ひであき 委員  この陳情に対しての採択を主張されている共産党の参議院議員の小池晃議員が、過日の国会の代表質問の中で、この陳情の中には食材の検査についてありますけれども、こうおっしゃったんですね、東北の人たちは今大変だと。米を全部国で買い上げて、これまで飲食店がずっと締めていたりしている分を何とかしてあげなきゃいけないとおっしゃったわけですね。さすがだなと思いました。食材の安全性を認めたというすばらしい御発言をされていました。  そういうことがあって、私も、共産党が採択を主張されているけれどもどうなのかなと思いましたけれども、今回は継続させていただきたいと思います。 ◆大竹さよこ 委員  継続でお願いします。 ◆横田ゆう 委員  今のお話があったように、食の安全性の問題というのは、きちんと測って安全性を確認して、そういう発信をしているわけで、特に足立区のように調査もしないということでは、やはり不安が残るということで、陳情者の趣旨というのは、区民の命と暮らしを守る自治体本来の役割を発揮するべきときだと思いますので、子どもを放射能から守るための施策は早急に実現すべきものとして採択を求めます。 ◆おぐら修平 委員  継続でお願いします。 ◆長谷川たかこ 委員  私はちょっとこの陳情の皆様のお気持ちを酌んで、3番の地表5cmで測るというところはできるんじゃないかなと思うので、是非検討していただきたいなと思っております。継続でお願いします。 ○伊藤のぶゆき 委員長  これより採決をいたします。  本件は、継続審査とすることに賛成の方の挙手を求めます。       [賛成者挙手] ○伊藤のぶゆき 委員長  挙手多数であります。よって、継続審査と決定いたしました。  以下の審査に直接担当ではない執行機関の退席を認めます。       [執行機関一部退席] ○伊藤のぶゆき 委員長  次に、報告事項に入ります。  ①水防体制再構築の検討状況について、③【追加報告】電柱を活用した想定浸水深表示の増設について、以上2件、総合防災対策室長から報告があります。
    総合防災対策室長 それでは、危機管理部報告資料の2ページをお願いいたします。  水防体制再構築の検討状況についてでございます。  様々な部会がございまして、1番からございます。  1番、情報発信部会については、主要なところをお話をさせていただきますが、防災行政無線でのサイレン音の運用ということで、今までチャイムが鳴っておりましたが、災害時にはサイレン音に変更した方がよいのではないかという検討を今進めてまいっております。  さらに災害情報システムを今年度から新しいものに変更させていただいております。来年の4月1日から運用が開始できるよう、今、訓練等を行っているとこでございます。  2番、タイムライン部会でございます。  荒川のタイムラインについては、もう完了しております。今、中川・綾瀬川について、継続で検討しているところでございます。  続いて、分散避難推進部会でございます。  分散避難のリーフレットが完成をしまして、お配りをしているところでございます。さらには、本年9月に、西新井アリオで防災普及啓発活動をやらせていただいたというところです。  3番の災害対策基本法改正がございました。皆さん御存じだとは思いますが、避難勧告、避難指示が一本化されて避難指示に変わった、これについてもリーフレットでお配りをさせていただいているところでございます。  ページをめくりまして、4ページでございます。  新たな避難先の確保に今動いているところでございます。先ほどの地震でもお話がありましたが、日暮里・舎人ライナーの駅を緊急避難建物として使わせていただくという協定を締結しているとこでございます。  さらには、5番の手順書でございますが、第一次避難所用については、手順書の方は完了させていただいているところでございます。  4番の要支援者対策部会については、かなり重い方87名というのを、Aランクの方を、8月いっぱいで個別避難計画が完了しています。  続きまして、6ページでございます。  要支援者対策部会の検討事項については、1から5まで、今、継続で検討させていただいているところでございます。  さらには、20ページをお開きください。   【追加】電柱を活用した想定浸水深表示の増設についてでございます。  現在、これまで299か所設置済みでございます。補正を認めていただきましたので、さらに401か所の設置を今年度中に行ってまいります。  現状の設置の間隔、その他、5番、6番。6番については、今、足立区が700か所数と㎡、面積当たりの本数が他区と比べて多くなるということでございます。  21ページについては、設置箇所の配置図でございます。 ○伊藤のぶゆき 委員長  何か質疑はございますでしょうか。 ◆渡辺ひであき 委員  まず、区の臨時災害FM局の活用については継続検討になっておりますけれども、この理由についてまずお聞かせください。 ◎災害対策課長 機器につきましては、臨時災害FM、開設できる機器はございます。周波数の確保が非常に課題になってございますので、放送大学の跡地が今、何に使用するかというところを総務省の方で検討していただいていますので、そこを是非、災害用として割当てをしないで担保していただきたいという要望を今上げさせていただいている状況でございます。 ◆渡辺ひであき 委員  当然できるように努力をされているのは存じ上げておりますけれども、本当に災害時は情報がどのように受け取れるか、どう発信できるかということが大変重要だと思いますので、鋭意努力をしていただきたいというふうに思います。  次に、防災行政無線のことについてお伺いをしておきたいと思います。  過日の決算特別委員会でも様々な議員からいろいろ質疑がございましたけれども、まず、私は千住の曙町に住んでいまして、隅田川から約100mぐらいです。台風19号のときは、防災無線聞こえなかったんですけれども、最近はすごく聞こえるようになったんですね。  これは、どういう努力をされてそういうふうに変化が出たのか教えていただきたいと思います。 ◎災害対策課長 防災無線についてはデジタル化を進めまして、平成29年度から4か年計画、なので、今年の2月か3月に全部終わりました。  そのときに、台数も140ちょっとだったのが200台強にしまして、60台程度場所を増やさせていただいたというような状況でございます。 ◆渡辺ひであき 委員  私だけじゃなく、家内も本当によく聞こえてこれはよかったねということを言っておりました。  ただ、過日、別の政党が調べた状況を見ると、やっぱり聞こえづらい方々がたくさんいらっしゃるということが分かったわけでありまして、そうした方々、ただ地域的にどういう偏在があるのかについて、やっぱり区で把握するには、まさか1軒1軒電話するわけにいきませんけれども、何か区全体に把握できるような方策を考えるべきだというふうに思ったんですけれども、いかがでしょうか。 ◎災害対策課長 渡辺委員の御指摘ごもっともでございまして、やはり何かあったときに、きちっとつながるようにということで、全体に何か周知ができないかということは、前向きに検討していきたいと考えております。 ◆渡辺ひであき 委員  だから、結局全戸配布しなきゃいけないということだと思いますよ。そのことによって、区が情報を把握をして、さらに防災行政無線が区民の方々に届くように努力をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◎総合防災対策室長 渡辺委員おっしゃるとおり、調査をかけるというのが大変難しい状況です。台風のときは、皆さん窓も閉めておられますし、雨音、風音で普通なら聞こえるかもしれないけれどもそのときは聞こえないとか、聞こえづらいとか、いろいろ様々なところでございます。それを全て調査するというのは本当に難しいというふうに考えております。  さらには、お知らせをするのに、情報がいろいろ載ったものが全戸配布できれば、それが一番いいのではないかということで、前向きに検討させていただきたいと考えております。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますでしょうか。 ◆西の原えみ子 委員  私も何点か質問いたします。  最初、分散避難推進部会の電柱への浸水深表示板の設置についてです。  また今回も追加されて、そのことについては、私も反対だとかそういうことはありません。意識喚起のためには必要だと思います。  実は昨年の定例会で、我が党が、千年に一度と言われる想定最大規模の降雨量、この設定の考え方に対して、どうしているのだと聞いたところ、これまで観測された地域ごとの降雨データを解析して、その中で最大となる降雨量を基に設定していて、国土交通省が作成したマニュアルだということでした。  なお、この浸水深想定区域図、これは堤防の任意の箇所が決壊するケースを複数想定していて、各ケースで最大となる浸水深のエリアを統合して作成した図面だということでお答えになっておりました。  実際、今、西新井橋のたもと、あそこも低くなっていて、重点水防区域といいますか、そんな形になっていて、パラペットができております。あと、京成本線荒川架橋にもパラペットができるということで、確かにそこの補強が行われております。  我が党としては、河川事務所が発表しているこの重要水防箇所、この重要水防箇所をリスクとしてここが危ないんだよということを住民に知らせることも、もちろん浸水深、決壊した場合はこんなに水が出て大変だよという、そのことも必要だとは思いますが、それと同時に、危険な箇所、ここが幾つここにあってここが本当に決壊したら大変になるよというような、そういう場所を住民に知らせるために、防災マップなどに是非落として周知していただけたらということを質問をしたところ、今後検討していくという前向きな答弁を受けたんです。  このことに関しては、重要水防箇所は防災マップとかに落とすことが検討されているというか、落とすことができているんでしょうか。 ◎総合防災対策室長 今、国土交通省の荒川下流工事事務所の方で、そういう委託をかけております。250mに1か所決壊をするかどうか、決壊をしたらどういうふうになるか、そういう委託が今行われている最中でございます。  随時、情報は入ってきているんですが、決壊というよりも、越水でしたり浸透でしたり、荒川の土手かなり広くございますので、決壊をする心配よりもほかの方が心配があるということでございます。  そういう結果が今年度中に出てまいりますので、それについて、情報が入りましたら、こちらの委員会の方で御説明をさせていただきたいというふうに考えております。 ◆西の原えみ子 委員  そうですね、私も決壊なんて大変なことになるのは上流の方が先かなと思っているんです。越水ということがあり得るなと思うんですけれども、浸水深表示は、やっぱりあれだけ水が来るというのは決壊しないと来ないわけですよね。  そういうことで、やっぱり危機感をあおる、意識をきちんと付けさせるということをしているのであれば、どこが危ないんですよということを住民にしっかり知らせていかないと、一体どうなってしまうんだろう、危ないと言われてもどこにどう逃げればいいのか、もちろん、それこそ分散避難というので、どこかに行かなきゃいけないかもしれません。でも、自分の近くのここの橋、橋桁のここが危ないんだということが分かれば、それこそ避難に対しても、その心構えも含めてしっかりできると思うんです。  浸水深表示をこうやってたくさん付けて意識喚起をするのであれば、是非この危険水防箇所についてもしっかり住民に知らせて、それこそ今、国土交通省でお調べになっているということなのですが、防災マップにも、ここが危ないんだよということをしっかり知らせていく、そのことを絶対やっていくべきだと思いますが、その辺の決意をお願いしたいんですけれども。 ◎総合防災対策室長 今、荒川下流工事事務所と分散避難ワーキンググループというのができていまして、区では足立区が選ばれております。  荒川下流工事事務所と連携をして、今、どのくらいの雨が降ると危ないのか、さらには万が一決壊、越水等したときに、水に埋まっている時間がどのくらいあるのか、そういうことも、相当すごいコンピューターを使いながら計算をしている最中でございます。多分、今までの予測時間等よりも変わってくるのかなというふうには考えております。  これ全部出ましたら、分かった段階で、こちらの方で発表させていただきたいというふうに考えております。 ◆西の原えみ子 委員  是非それはよろしくお願いしたいと思います。  次に、4ページ目の要支援者対策部会のところの避難行動要支援者の避難支援についてです。  区内には、個別計画が必要な対象者が2万人いると。最も優先度の高いAランクの方の87名、施設入所とか、そういうふうに入院になった方19名を除く68名の作成が完了したという報告を受けました。  9月以降、次に優先度の高いBランク498名に着手をして、令和3年度に233名、令和4年度に台風シーズンまでに265名の作成を行うということになっております。区長の記者会見でも、この辺はしっかり発表されていて、本当に心強いと思ったんですが、区は、今後さらにこの計画策定を加速させていくために、関わる介護サービス事業者を増やし、さらなる連携を図っていく、介護サービス事業者に本事業の啓発を進めることも必要ということも打ち出しておりますけれども、実際、介護事業者は避難行動については専門家ではないんですね。やっぱり私たちは、介護事業者の方が専門家でないというところで、是非、防災推進専門員、これは別府市の例も挙げて前回もいろいろ質問をさせていただいたんですけれども、こういう専門の方を職員として迎えてというか、会計年度任用職員ですか、それで迎えたり何かをして、やっぱりこの計画づくりにはどうしても専門家を入れてもらうということをするべきだと思うんですね。そうすれば、本当にこの実際の計画づくりを促進していく力にもなります。  是非、このことも、以前我が党が求めたときも、今後の研究課題として前向きにやっていくということも答弁していただきましたが、その後どうなっていますでしょうか。 ◎福祉管理課長 個別避難計画、福祉管理課の方で進めておりますので、私から答弁します。  今言われたとおり、介護事業者の皆様にそういった防災の、例えば、どういうことになったら区が動き出すのか、どういうふうに情報が伝達するのか、そして皆様どういうふうに行動していただくのか、そういったことが、やはりこれまできちっと区から伝えられなかったのかというのが、今回、現場に入ってみてすごく感じたことでございます。  以前、答弁させてもらいましたとおり、介護事業者に対して、そういったことを広めていくということの重要性については認識いたしました。  ついせんだっても、訪問介護部会、介護事業者連絡協議会の訪問介護部会と一緒に研修を行うということにもなりました、10月の末に。そういったことで、介護事業者の皆様にやはりこういったことが必要ですよね、大切ですよねということをかみ砕いて説明する必要性はあると認識しております。  今、西の原委員が求められた人材についてなんですけれども、この4月から災害対策課から福祉管理課の方に異動してきた職員がおりまして、その者がかなり区の災害対策についての情報を持っております。この職員を今前面に押し出して、私ももちろん行っています、私も行っていますけれども、今までできてなかった福祉の皆様と区との、何と言うんですかね、言語が通じなかったところを、今、うまくつなぎ始めたところです。  今後の様子を見ながらそこは考えていきたいというふうに考えます。 ◆西の原えみ子 委員  そういう別の課の方が入ってきたというところでは心強いんですが、でも、やっぱり専門家、私たちが求めているのは専門家なんですね。  今回Bランクになると、かなり多くの人たちが対象になりますよね。Aランクの方々は、それぞれ個別のところで、本当にその個別の対応というところでは、きちんとできてきていると思うんですが、今度Bランクになるとかなり幅も広がって、それこそ、どういうサービスをしているかもいろいろ関わっていく中で、やはり介護事業者の方が、そういう専門家の方とディスカッションをする、研究をしていく、研修をしていくという中で、お互いに育てられていくと言ったらあれなんですけれども、分かっている人に聞くとか、分かっている人がこうだと言うよりも、こちら側の介護の中身と専門の方の中身ということを、本当に、何というんですか、コミュニケーションを取りながら進めていくことが、やっぱりBランクの方、Cランクの方、本当にこれから大変になってくる方たちに対しても、しっかり、マニュアルとしてではないですけれども、できていくと思うんですね。  ですから、もちろんそういう形で専門の人が来たというのは心強いんですが、是非この防災専門推進員、こういう方もそれこそ入れていただいて、そのことを充実していく、区はこういうところで一人一人の方に対して防災に力を入れている、そういう方たち誰1人も残さずにやっているんだよということをアピールしてできると思いますので、この辺は是非検討していただきたいと思いますが、いかがですか。 ◎福祉管理課長 一方で、ただ単に災害の知識だけあればいいのかというと、そうでもないのかなというのが私の印象です。つまり、福祉の方のこと、介護の現場のことも分かっていないとうまくそこはつなげられないのかなと思っています。  そういう意味では、今福祉管理課の体制、新たに来た職員、それから以前で言う非常勤職員です、会計年度任用職員を2名、元介護事業者の方、それから福祉事務所に勤めていた方、そういった方を採用していますので、そういう意味では、我々が今チームとして、そういったところを進めているということでございますので、またちょっと様子を見ながら考えさせていただければと思います。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますでしょうか。 ◆にたない和 委員  以前から何度かちょっと質問もさせていただいて、本日もちょっと質問が出ていた区の臨時災害FM局の活用についてちょっと質問させていただきたいんですけれども、この放送大学FM周波数跡地というのは今もう終了されてしまっているのでちょっと確認が難しかったんですけれども、今回このFMの帯域についてはどれぐらいの帯域が終了したといいますか、そのターゲットにしているものというのは1本の周波数だけなのか、それとも事業によって何本か入るようなところなのかというのは、そこら辺について教えていただけますか。 ◎災害対策課長 周波数自体は77.1MHzということで伺っておりますが、そこの周波数を空けておくことで、その周りといいますか、要するに回線がつながりやすくなるということですので、そこを占用されてしまうと、なかなか実際臨時災害FMを放送するにも、空いている周波数はどこだと探していかなければならなくて時間がかかるということは聞いております。 ◆にたない和 委員  ありがとうございます。  さらに、今総務省の方で、少し前まではちょっと検索とかすると出てきたんですけれども、災害時の臨時FM放送局の臨時局の開設に向けて、総務省の方でも周波数の割当て、干渉しないように地域割りとかの割り振りで想定みたいなことをされていたので、逼迫はしているとは思うんですけれども、完全に空いていないから割当てできないというわけではないんですけれども、今回FMの放送大学の周波数が空いたということで、さらにそこも活用して、今までより状況的にはよくなってきたということなんでしょうか。  要は、空いてないから割当てできなかったわけではない中で、またさらに空きましたということでも、何か今までと同じような感覚なのかそれともちょっと行けるような感覚になってきたのか。 ◎災害対策課長 御質問とするとやはりつながりやすくなったということで伺っております。申し訳ございません、私も通信に詳しくない中で申し訳ないんですが、放送大学がある中でも、ぎちぎちではないので、泳がせながらどこか空いているから放送はできると。ただ、そこの泳がせる中で時間が、どうやって放送経路を確保するかというところで時間がかかるものを、この放送大学の周波数周辺を空けておくことで、そこの部分を迅速に割り当てることができるということで伺っております。 ◎危機管理部長 たしか、おととしの暮れだったと思うんですけれども、我々の方で臨時災害FMの試験放送をさせていただいております。どこからどこまで飛ぶのかというところで、総務省といろいろ調整をさせていただいて、私の方で確認し、豊洲も聞こえましたと。ところが、武蔵野線、日光街道を北に行って武蔵野線辺りだと、FM NACK5と混信しちゃうんです。  当時、総務省の方から言われていたのは、今回の試験放送はこの周波数でいいけれども、実際の発災時には空けてあげられる周波数があるかどうかは分からないよと、もうその段階で言われています。  今回、総務省の方といろいろ協議をさせていただいているのは、放送大学の周波数を自治体用に空けてもらえていれば、もうそこの番号で固定ですと。当時、おととしの年末に試験放送をやった際にも、委員の皆様から御質問いただいたのは、固定の周波数にできないのかと。要は、固定の周波数であれば迷うことなくそこを聞けばいいんだと。ところが、発災後に、通常ですと災害FMは発災後に周波数を申請をしますので、その決まった周波数を皆さんにお知らせをしなきゃいけない、ワンクッション入ってしまいます。ところが、今回もし協議が整えば、この周波数で聞いてくださいと、もう事前周知ができますので、ここはかなり有利になると。  ただ、問題として、強いて言うと、23区の中だけでも、足立区以外にも足立区と同等の放送設備を持っている区が幾つかございますので、そこの割当てを4区で、5区で時間をずらしていくのかとか、足立区の分は間違いなく23区全部聞こえますので、いろいろ整理をしなきゃいけない事象がございますが、かなり条件がよくなるということでございます。 ◆にたない和 委員  何となく、総務省の想定割当ての資料が今検索で見つからなくなってきた何となく理由が分かったような気がしますけれども、恐らく放送大学、このタイミングというのは、オリンピック用に帯域確保、可能性も確保しながらというところもあったとは思うんですけれども、やはり先ほど答弁の中にはあったように、確定してないとやはり周知が難しいですし、確定できれば、震災だけじゃなくて水害のときにも活用できるというところになりますので、是非とも、何かオリンピックイベントでの利用可能性として帯域として確保されている部分も、今回、開放に向けてという、そこが放送大学用のFMだけなのかもしれないんですけれども、帯域が空くということで、是非とも積極的に今後も要求していっていただきたいと思います。要望です。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますでしょうか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○伊藤のぶゆき 委員長  質疑なしと認めます。 ○伊藤のぶゆき 委員長  その他に入ります。  何かございますでしょうか。 ◆杉本ゆう 委員  避難所の適正規模、適正配置について、最近タイムリーな話がありましたので、ちょっとお伺いをさせていただきます。  まず、さっきもちょっと出ましたけれども、旧千寿第五小学校跡地の活用が正式に決まったということで、今日総務部の方いらっしゃっていない、先日、解体を前に最後校庭を開放していただいて、地域の方270人以上来てくださって、最後お別れをできたというミニイベントを開いていただいて、まず最初にお礼を申し上げます。  東京未来大学を運営する三幸学園がそこに学校を造るということで、地域の方々を受け入れて避難場運営会議をまたつくってくれるというところまで先日の説明会で話をしてくださいました。  ただ規模としてどうなんだということで、その後、地域の人々のお声も伺いながら、今、地域で足立小学校の避難所運営会議という形で、もともと五反野小学校と千寿第五小学校の避難所運営会議を合併させたものが1つありましたけれども、その足立小学校区域の避難所の中でまた支部を2つつくって運営するのか、それは地域の中でやっていくと思うんですけれども、その規模、その中でどっちにせよ、完全に2つに分けるんですよ、今の避難所運営会議の中で2つのグループ、1つの中で第1部、第2部と分けるにせよなんですけれども、元の千寿第五小学校のときも避難所として使っていたいわゆる広さですよね。その元の比較するものがないと、その地域の人たちもいろいろ考えられないと思うんですけれども、今度、三幸学園の方、ある程度フレックスに体育館以外も、来てしまったら教室も開放しますよと言ってくれているんですが、元の広さというのはどれぐらいあったのか御存じですか。 ◎災害対策課長 申し訳ございません。元の広さは千寿第五小学校の多分敷地面積ということになるかと思いますけれども、ちょっと把握は現在してございません。 ◆杉本ゆう 委員  そうですね、今の足立小の方もそうですけれども、使える教室、使えない教室とあると思うので、純粋に敷地面積ということで今やってないんですよね。  多分、千寿第五小学校のときもそうだし、五反野小のときもそうだったと思うんですけれども、そういうのがあったと思うので、まずそれで実際に当時使っていったのがどれぐらいの広さだったのかをちょっと調べていただいて、その上で、今度新しい校舎がどういうふうな広さになるのかが分からないと、地域の人々も話合いのしようがないという点があると思いますので、その点を是非調べていただいた上で、また何かしらの形で正式に御報告という形でいただいた方がいいのかなと思うんですけれども、その点いかがでしょうか。 ◎災害対策課長 やはり前回と今回の比較というのは、いろいろなところで有効かと考えますので、そういった以前の図面等々ちょっとあさりながら、比較対照というものは検討していきたいと考えております。 ◆杉本ゆう 委員  分かりました。千寿第五小学校の方はそれで結構です。  もう1校、やはり同じような問題を抱えている旧本木東小学校の方なんですけれども、あそこは今度逆に学校じゃなくて特別養護老人ホームになる予定だと、これから入札があってどういう事業者が入るかというのは別として、避難所機能を付けてくれとは言っているものの、やはり学校と違って、24時間ずっと高齢者の方がいらっしゃるという施設になるということで、なかなかそこに一次避難所を設置するのは難しいという話を先日伺いました。
     それで、もともとあの地域にあった避難所運営会議、地域を再編して、第六中学校の方で受け入れてもらおうという話が今出ていますけれども、あの地域、今、旧本木東小学校、空き家になっていますけれども、そこも今一応一次避難所になっています。あの地域で言うと、100号線と日暮里・舎人ライナーとの間ぐらいのところで言うと、旧本木東小学校だったり、第六中学校、本木小学校、東京朝鮮学校、あと西新井小学校とかありますよね。  その中で、結局、もともと本木東小学校だったところの多分、町会単位で言うと本木一丁目町会とか、中町会、南町会とあると思うんですけれども、その人たちが結局、第六中学校の方に行くとなると多分本木小学校の横を通り過ぎて、さらに第六中学校の方まで行くという形になるんですけれども、その配置というのは合理的じゃないかと思うんですが、その点どういう経緯でそういうことになったのか教えていただきますか。 ◎調整担当課長 私ども区の考え方としましては、今現在第六中学校は2町会で運営をしております。  避難者率ということで、避難者の受入れの数字を検討した結果、やはり旧本木東小学校の周辺学校、例えば関原小学校、今、お話ありました本木小学校、あと東側に梅島第二小学校等ございます。  ただ、ほぼ満杯の状態の中で、第六中学校に仮に旧本木東小学校の、今、杉本委員がおっしゃった、3町会の避難者を合算しても、ほぼ受け入れられる数字というところであれば、やはり距離の問題というのも今後検討もしていかなきゃいけないんですが、まずは第六中学校に、今の3町会を新たに加えた5町会の避難所運営本部ができないものかということを、町会長に打診はさせていただいているところでございます。 ◆杉本ゆう 委員  もともと第六中学校の方を使っていた2町会というのは、ちなみにどちらになりますか。 ◎調整担当課長 第六中学校の方は、今現在、本木南町会と本木西町会でございます。 ◆杉本ゆう 委員  分かりました。隣接していると言えば隣接しているという町会なのかなと思いますけれども、いずれにせよ、特にさっき最初の、もともと旧本木東小学校の方の町会、一部住所で言えば関原の方も含まれているので、そうなると補助第100号線を越えて、さらに本木新道を越えて、さらにその奥の第六中学校まで移動する。町会の役員の方はそれで訓練しているからいいんでしょうけれども、実際に住んでいらっしゃる方、町会の役員じゃない方というのは、多分それは把握していないでしょうから、多分、逃げるとなったら関原小か、あるいは新しくできる特別養護老人ホームの一部か、あるいは本木小学校か、そういうことになってしまうのか、あとは純粋に町会に入っていない人はそんなこと多分分からないので、そうなると結構混乱するんじゃないのかなという気がするんですが、今ここで言ってもこれはしようがないことなので、今後そこはよく検討していただければと思います。最後、要望で結構です。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますでしょうか。 ◆横田ゆう 委員  今、杉本委員からも質問がありましたけれども、千寿第五小学校の跡地に三幸学園が建つということで、住民説明会もあって、必ず避難所になるということはお聞きしています。  避難所としての機能としても、第一次避難所と第二次避難所があると思いますけれども、町会の方、住民の要望しているのは、第一次避難所が欲しいという強い要望が出されておりますけれども、具体的に煮詰まった話があるんでしょうか。 ◎災害対策課長 公募の段階で500㎡程度の避難所機能を付けてくださいというところを公募でさせていただいてございます。  その後、方針転換等々ございまして、当初は文教施設だけだったんですけれども、児童発達支援施設も同時に公募することになったことに伴って、二次避難所としての機能もということで追加して公募させていただいたということで担当から聞いてございます。  具体的にはなんですが、今後やはり設計ですとか建物の図面、特に児童発達支援センターの方については図面等出来上がってございませんので、そこができた段階で、どこをどうやって使用させて機能として使えるのかというところは、三幸学園側と協議を進めていく必要があるかと考えております。 ◆横田ゆう 委員  福祉避難所的な要素が非常に大事だとは思いますけれども、結局、千寿第五小学校があったときには当然そこが第一次避難所になっていたわけですね。それで千寿第五小学校がなくなったということで、台風19号のときには足立小学校に1,287人が避難したということなんです。  特に現在、コロナ感染症を踏まえたりとか、スフィア基準を考慮すると、本当に人数は限られてくると思うんですね。  ですから、三幸学園のところには、是非第一次避難所として地域の住民がすぐに避難できるように活用してほしいと思いますが、どうでしょうか。 ◎災害対策課長 もともとの文教施設のところございますが、当初のところで500㎡は確保するということで伺っておりますし、先日の説明会でも三幸学園の方から、7階の体育館部分で足りなければほかの階をというところで申出は受けてございます。  具体的には今後やはり詳細詰めて協定の中でということにはなりますが、そういったところでやはり誰でも避難できる機能というのは確保できるものと考えております。 ◆横田ゆう 委員  やっぱり当然民間企業、民間法人ですので、契約関係になると思いますので、定期借地契約を締結する際には、第一次避難所としても使えるというふうに働きかけて、是非町会と住民の願いをかなえてほしいと思いますが、どうでしょうか。 ◎災害対策課長 図面等々出来上がってないところで、申し訳ございません、なかなか詳細お答えできず申し訳ないんですけれども、想定の中では、文教施設、中学・高校の一貫校の棟と、児童発達支援の機能を有する棟が分かれるということも聞いてございますので、そういった状況状況に応じて避難所機能の割り振りといいますか、そういったところは変わっていくのかなということで考えています。 ◆横田ゆう 委員  よろしくお願いいたします。  それから、先ほど途中で終わってしまった日暮里・舎人ライナーの問題なんですが、翌日、我が党が駆けつけた朝、駆けつけたときに、けが人が3人出たということなんです。頭から血を流して車両に乗り合わせた人が応急処置をして救急車で病院に搬送されたというような方もいたというふうに聞きました。  こういった情報は区の方には入っているんでしょうか。 ◎災害対策課長 今回の地震のときに、本部といいますか、庁舎に集まりまして情報収集当たりました。  けが人については3名、今、横田委員御発言の日暮里・舎人ライナーの御利用者ということで把握はしてございます。 ◆横田ゆう 委員  12日に、都議会議員も一緒に交通局の方に緊急の申入れをしてきたんですけれども、4点ほど要望しましたけれども、今後につながるところの要望で言うと、今、日暮里・舎人ライナーは無人走行、無人駅なんですが、その体制を見直して、駅員の配置ですとか係員の増員を行うことを求めました。  それから、事故直後から、東京都の方が日暮里・舎人ライナーのシャッターを閉めまして、情報の発信がなかなか見えてこなかったんですね。それについて今後改善するように求めたのと、それから、この脱輪事故の原因の究明を行って、再発防止、安全確保について検証することを求めました。  この情報発信の問題とか、無人走行、無人駅の改善を都に要望してもらいたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎危機管理部長 大変恐縮でございますが、なかなか危機管理部門から申し入れることは難しいので、都市建設部の方に申し伝えて、検討を促したいと思います。 ◎副区長 昨日の交通網・都市基盤整備調査特別委員会でも、この事故の状況について報告をしてもらいたいというお話がございました。  都市建設部を通じて、どうなっているのか、最終的にいつぐらいに報告ができるのかというのを今調査をしているところでございますので、委員会ということではなくて、議会の方に情報提供ということで、それを見て、必要があれば、区の方から要望は考えたいと思います。 ◆横田ゆう 委員  本来、一番最初に日暮里・舎人ライナーができたときには、駅員は5分程度で異常時があったときには駆けつけられるというふうに言っていたんですね。ところが、今回の場合、駆けつけたのが30分後だったということなんです。非常にこれは問題だと思うんですね。  報告もあるでしょうし、交通局長と話をしたときには、この事故をきちんと検証していくという言葉もいただいていますので、是非、足立区民、利用客が多いですから、経過を見て、この災害対策、安全性について意見を上げていっていただきたいと思います。要望です。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますでしょうか。 ◆吉田こうじ 委員  すみません、簡潔に1点だけ。  水管橋についてちょっと伺いたいんですけれども、もちろん区の施設じゃない、設備じゃないというのは重々承知の上でなんですけれども、足立区内の水管橋については、その数であるとか、どこに水を送るための水管橋であるとかということは、もちろん把握されていらっしゃるんでしょうか。  この間、和歌山県の方で、日本のインフラとしては珍しいんですけれども、ああいう崩落事故が起きました。それで約6日間、6万戸のお宅が断水してしまったということになったんですけれども、やはりちょっと中川水管橋というのがあるのは私も知っているんですけれども、その近辺の方から、大丈夫なんでしょうかという話もありまして、区の方でその辺は都の方といろいろ把握されていたりするのかどうか、ちょっとお伺いしたいんですけれども。 ◎副区長 水道の送水については、道路管理課の方で、どういうネットワークで来ているかというのは全部把握はできております。 ◆吉田こうじ 委員  分かりました。区の方ではきちっと管轄の方で連携が取れているというふうにお答えしたいと思います。  それで、あとこの間の震度5強の地震のときに、私も目の前でマンホールからあふれ出る水を見たものですから、ちょっと気になったんですけれども、足立区内でマンホールからの漏水、破裂というのか漏水というのか分からないんですけれども、地震によって、ああいうことが起きたことについて、なぜそういう事態になってしまったのか。起きたところと起きなかったところがありますし、それは設備的な問題なのか、地形的な問題なのか、それとも地震の伝わる波の方向の問題なのか。何かそのほかに理由があるのかについては、東京都の方から何かそういう報告というのはあったんでしょうか。 ◎災害対策課長 東京都から具体的には、なぜ起こったのかとか、原因、今後どうしていくというところの報告は受けておりませんので、ちょっと聞いてみたいというところで考えております。 ◆吉田こうじ 委員  是非、区でできることは、そこは最善を尽くしていただきたいというのが一つ思いました。  夜、まちを走っていて、もう火事だけが怖いので、万が一あそこで水道使えなくなると、消火栓の問題にも私は関わってくるんだなというのを感じましたので、是非、なぜそうなったかということは、区の方としてもきちっと捉えておいていただいた上で、区でできることを精いっぱいやっていただきたいなというふうに思います。  やはり水、季節によっては電気、大事なインフラでございますし、命に関わるところにもなると思いますので、是非その辺は綿密にお願いしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。 ◎総合防災対策室長 構造上の問題で、マンホールのところに空気弁というのが付いております。そこが破壊されたというところで、ただし、周囲の水道は断水をしておりません。  ですので、消火栓が使えたということでございます。  細かい内容については、詳細が来てないので分かりませんが、すぐに直せるということで復旧も早かったということでございます。 ◆吉田こうじ 委員  分かりました。1か所だったんで、すぐ直していただけたのかもしれないんですけれども、あちこちでああいうことが起きないように、多分都の方も対策は練っていただけるとは思うんですけれども、是非その辺、意識を持ってお願いしたいと思います。以上です。 ○伊藤のぶゆき 委員長  他に質疑はございますでしょうか。       [「なし」と呼ぶ者あり] ○伊藤のぶゆき 委員長  質疑なしと認めます。  以上をもって災害・オウム対策調査特別委員会を閉会いたします。       午前11時32分閉会...